新シリーズ開始!

 新シリーズ開始!

 今日から新シリーズが開始します。聞こえない夫と聞こえる妻が生活する中で、お互いに驚いたことや不思議に思ったことなどを赤裸々?に報告していただくシリーズです。 なお、ご夫妻ともご多忙なので不定期な投稿になるとのことですのでご了承ください。

【皆様、こんにちは。私たちは結婚してまもなく2ヶ月になります。一緒に暮らしてみると、文化の違いを感じる場面やいろいろと面白い出来事やハプニングに出くわします。そんなエピソードを夫婦だからこそ言える(言えない?)本音をまじえて、それぞれの立場からご紹介できればと思っています。よろしくお願いします。
記念すべき1回目は、新婚旅行での出来事を投稿したいと思います。新婚旅行はハワイに行ったのですが、そこでのハプニングを1つ…。】


「№1 火災報知器作動!!」
  【妻】ハワイでは、「ヒルトン・ハワイアンヴィレッジ ビーチリゾート&スパ」というホテルに宿泊しました。ホテルに着いて館内説明書を読むと、「このホテルには、視覚障害者と聴覚障害者用の部屋を40室用意している」と書いてありました。具体的にどのような部屋かというと、聴覚障害者用のサービスとしては、フラッシュランプ設置(客室のチャイムが鳴った時や非常時に光る)、字幕放送用テレビ設置、TTY(テレタイプライター)、振動器付き目覚まし時計の貸し出しなどがありました。しかし残念ながら、私たちはそのような部屋があることを事前に知らなかったため、一般の部屋に宿泊しました。

 すると、ある日の明け方、部屋の外でけたたましいサイレンが鳴っているのを耳にし、びっくりして飛び起きました。部屋ののぞき穴から廊下を見てみましたが、誰もいません。「何?何が起きたの?」と思っていると、英語でアナウンスがありました。でも英語が得意ではない私は、何を言っているのかさっぱり分かりません。するとその後、日本語で繰り返しアナウンスがあり、「火災報知器が作動しました。ホノルル消防署に通報しました。お客様はお部屋に待機してください」と言っています。「え~~!大変!」と思いつつ、この時ほど「日本人でよかった~」と思ったことはありません(笑)

 ふと夫の方を見ると、聞こえていないので当然なのですが、スヤスヤと気持ちよさそうに眠っています。私は慌てて起こし、状況を説明しました。
その後「何を持って逃げようか?」と話していると、再びアナウンスがあり、誤報だったということで、安心しました。
 健聴者の場合、サイレンなどの大きな音を聞くと、どんなに眠くても反射的に一瞬で眠気が飛んでいくような気がしますが、私だけでしょうか。
 火災報知器が作動したとき、聴覚障害者用の部屋ではどうやってそれを伝えたのでしょうか。実際に体験できなかったので残念です。またいつかハワイに行く機会があれば、ぜひその部屋に泊まってみたいです。それにしても、そのような部屋が当たり前に用意されているなんて、さすがアメリカですね!

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 【夫】 災害に関する問題については、話したり聞いたりするけど、まさか本当に自分自身が体験するとは思いませんでした。10年前にアメリカに研修旅行に行く機会に恵まれ、そこでカルチャーショックを受けた若い自分を懐かしく思い出しました。その頃は、まだ日本では携帯電話が普及しておらず、ろう者の間ではFAXが主な連絡方法でしたが、アメリカはTTYという機器によりリアルタイムで会話ができ、それを見た時はかなり便利だなと思いました。それがましてや公衆電話についている場所もあったのでかなり衝撃・・・。他にも文字放送、情報保障制度等が進んでおり、さすがアメリカ!という感じでした。

 最近は、日本も情報保障関連機器が設置されているホテルが少し出て来ました。それは嬉しいけれど、インターネットができる部屋が増えてきたように、全てのホテルにそのような機器が当たり前のように設置されたら、もっと利用しやすくなるのではないかと思います。また、日本のろう者だけではなく、外国のろう者が使いやすい工夫も今後は必要になるのではないでしょうか。

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Commented by ヤッホー! at 2007-07-01 20:19 x
新婚旅行で、ビックリ体験ですね。
奥様のえっ・・・?エッ・・・?の顔が浮かびまーす。
今から次の投稿が楽しみです。
Commented by もしもし at 2007-07-01 21:12 x
お二人様 いい旅をしたようで何よりです。
>「何を持って逃げようか?」
奥様 奥様、だんなさまと逃げなきゃ!(笑)まだ早いです。物に執着するには。ネ。

ご主人様
アメリカでのバリアフリー、すごいですね。便利な機能にふれるとなんと日本は寂しいとお思いになるでしょう。TTY これなのかな?似てるもので、 小さな手のひらにおさまるくらいの機械をもって 違う構内にいる者どうしでお互い話している光景を見かけたことがあります。文字によるコミュニケーションが得意な人は これがあるといいなと思います。
Commented by 期待! at 2007-07-01 21:47 x
新シリーズ開始ですね。このシリーズにすごく期待します。正直言って、書籍の中で「聴覚障害者が困ることは?」等と読んでも何となくそうなんだ・・で終わってしまいます。
 実生活での何気ないことでの聞こえないこと、聞こえることについての体験を知ることができるのはいいですね。
 不定期でなく、多く投稿してください!
Commented by ごn子 at 2007-07-03 04:04 x
わあー、うれしいなあ。
 こんな企画、すばらしいですね。
期待!さんと同じく、不定期といわず、たくさん登場することを心待ちにしています。
 昨日は九州は大雨でした。ご夫婦の住居地、大丈夫でしたか。

ところで、お二人をなんとお呼びしましょう。
by toyonokuni | 2007-07-01 20:03 | その他 | Comments(4)

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