大分県聴覚障害者センターブログ

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2007年 07月 01日 ( 3 )

新シリーズ開始!

 新シリーズ開始!

 今日から新シリーズが開始します。聞こえない夫と聞こえる妻が生活する中で、お互いに驚いたことや不思議に思ったことなどを赤裸々?に報告していただくシリーズです。 なお、ご夫妻ともご多忙なので不定期な投稿になるとのことですのでご了承ください。

【皆様、こんにちは。私たちは結婚してまもなく2ヶ月になります。一緒に暮らしてみると、文化の違いを感じる場面やいろいろと面白い出来事やハプニングに出くわします。そんなエピソードを夫婦だからこそ言える(言えない?)本音をまじえて、それぞれの立場からご紹介できればと思っています。よろしくお願いします。
記念すべき1回目は、新婚旅行での出来事を投稿したいと思います。新婚旅行はハワイに行ったのですが、そこでのハプニングを1つ…。】


「№1 火災報知器作動!!」
  【妻】ハワイでは、「ヒルトン・ハワイアンヴィレッジ ビーチリゾート&スパ」というホテルに宿泊しました。ホテルに着いて館内説明書を読むと、「このホテルには、視覚障害者と聴覚障害者用の部屋を40室用意している」と書いてありました。具体的にどのような部屋かというと、聴覚障害者用のサービスとしては、フラッシュランプ設置(客室のチャイムが鳴った時や非常時に光る)、字幕放送用テレビ設置、TTY(テレタイプライター)、振動器付き目覚まし時計の貸し出しなどがありました。しかし残念ながら、私たちはそのような部屋があることを事前に知らなかったため、一般の部屋に宿泊しました。

 すると、ある日の明け方、部屋の外でけたたましいサイレンが鳴っているのを耳にし、びっくりして飛び起きました。部屋ののぞき穴から廊下を見てみましたが、誰もいません。「何?何が起きたの?」と思っていると、英語でアナウンスがありました。でも英語が得意ではない私は、何を言っているのかさっぱり分かりません。するとその後、日本語で繰り返しアナウンスがあり、「火災報知器が作動しました。ホノルル消防署に通報しました。お客様はお部屋に待機してください」と言っています。「え~~!大変!」と思いつつ、この時ほど「日本人でよかった~」と思ったことはありません(笑)

 ふと夫の方を見ると、聞こえていないので当然なのですが、スヤスヤと気持ちよさそうに眠っています。私は慌てて起こし、状況を説明しました。
その後「何を持って逃げようか?」と話していると、再びアナウンスがあり、誤報だったということで、安心しました。
 健聴者の場合、サイレンなどの大きな音を聞くと、どんなに眠くても反射的に一瞬で眠気が飛んでいくような気がしますが、私だけでしょうか。
 火災報知器が作動したとき、聴覚障害者用の部屋ではどうやってそれを伝えたのでしょうか。実際に体験できなかったので残念です。またいつかハワイに行く機会があれば、ぜひその部屋に泊まってみたいです。それにしても、そのような部屋が当たり前に用意されているなんて、さすがアメリカですね!

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 【夫】 災害に関する問題については、話したり聞いたりするけど、まさか本当に自分自身が体験するとは思いませんでした。10年前にアメリカに研修旅行に行く機会に恵まれ、そこでカルチャーショックを受けた若い自分を懐かしく思い出しました。その頃は、まだ日本では携帯電話が普及しておらず、ろう者の間ではFAXが主な連絡方法でしたが、アメリカはTTYという機器によりリアルタイムで会話ができ、それを見た時はかなり便利だなと思いました。それがましてや公衆電話についている場所もあったのでかなり衝撃・・・。他にも文字放送、情報保障制度等が進んでおり、さすがアメリカ!という感じでした。

 最近は、日本も情報保障関連機器が設置されているホテルが少し出て来ました。それは嬉しいけれど、インターネットができる部屋が増えてきたように、全てのホテルにそのような機器が当たり前のように設置されたら、もっと利用しやすくなるのではないかと思います。また、日本のろう者だけではなく、外国のろう者が使いやすい工夫も今後は必要になるのではないでしょうか。

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by toyonokuni | 2007-07-01 20:03 | その他 | Comments(4)
 第29回大分県手話通訳認定試験実施 
 7月1日(日)大分県聴覚障害者センターにおいて、平成19年度大分県手話通訳認定試験が実施されました。
 今年の受験者は12名でした。
 筆記試験、読み取り通訳試験、聞き取り通訳試験、面接試験が実施され、受験者は懸命に問題に取り組んでいました。
 大分県手話通訳認定試験に関しての情報はコチラ
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by toyonokuni | 2007-07-01 18:44 | 各種講座・行事等報告 | Comments(0)
 津久見市手話通訳者派遣事業→県聴覚障害者協会へ委託
6月28日(木)今年4月から開始された津久見市コミュニケーション支援事業について、d0070316_17185757.jpg
聴覚障害者、登録手話通訳者に参加していただき説明会を開始しました。津久見市手話サークル「小鳩」の協力をいただきました。
 津久見市ではこれまでも手話通訳派遣事業を実施していましたが、この4月からは大分県聴覚障害者協会が事業を受託することになり、また、要約筆記の派遣もできるようになるなど、手続きが変わるところもあるため、このような説明会を開催しました。
 当日集まった約20名の参加者の皆さんからは手続きの流れなどについて質問も出されていました。これから事業が発展し、地域の聞こえない皆さんにとってサービスが充実していくように努力していきたいと思います。
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by toyonokuni | 2007-07-01 17:22 | 各種講座・行事等報告 | Comments(0)