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北海道石狩市:本日手話に関する基本条例が成立!

石狩市:手話は「言語」…16日に条例成立 全国2例目

毎日新聞 2013年12月15日 21時19分(最終更新 12月15日 21時23分)

 手話を「言語」と位置付け、市民が手話を使いやすい環境作りを目指す北海道石狩市の「手話に関する基本条例」が16日、成立する。同様の条例は鳥取県に次いで全国2例目で、市町村では初。条例制定の検討会委員を務めた石狩聴力障害者協会会長の杉本五郎さん(66)は「手話は今まで言語だと一般に認識されていなかった。手話への理解が進む最初の一歩」と喜ぶ。

 「友達と話ができるんだ」。杉本さんが手話に初めて触れたのは、小学6年から通ったろう学校だった。それまでの学校では同級生との会話はほとんどなかったが、ろう学校の生徒は手話で会話していた。世界が急に広がった気がし、友達をまねて手話を覚えるのが楽しかった。

 ただ、当時は相手の口の動きを読み取り会話をする「口話教育」が主流。先生の前で手話を使うと手をたたかれて怒られたため、先生の目を盗んで使った。全国のろう学校で手話の利用が認められるようになったのは、10年ほど前からだ。

 石狩市は昨年、「全道ろうあ者大会」が開催されたのをきっかけに条例制定の準備を開始。5月から杉本さんら聴覚障害者や専門家など委員9人による検討会を行ってきた。当初は4回の予定だったが議論が白熱し10月までに7回開催した。

 特に議論を重ねたのが、「条例の対象は誰か」ということだ。当初は「ろう者」などとしていたが「聴覚障害者の家族や手話を学ぶ健常者も含めた方がいい」との意見が相次ぎ、全日本ろうあ連盟(東京)の助言を参考に「手話を使う市民」と広がりを持たせた。

 条例は市民が手話を使いやすい環境にすることが市の責務として、市に対し手話の普及啓発や財政措置に努めるよう求めている。また、手話を使えない聴覚障害者に配慮し「(市は)要約筆記を福祉サービスとして確保すること」との提言書もまとめた。

 杉本さんによると、今でも人前で手話を使うとじろじろと見られたり、就職試験で聴覚障害者であることを理由に門前払いに遭ったりする人もいる。「私たちにとって手話は大切なもの。条例をきっかけに、手話を使うことが当たり前の世の中になってほしい」。杉本さんはそう願っている。【小川祐希】

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<石狩灯台>


Commented by 広がれ 言語条例 at 2013-12-16 15:09 x
手話言語条例が全国に広がっていくといいですね。
by toyonokuni | 2013-12-16 13:00 | 協会・センターからの情報 | Comments(1)