原発問題、今はどうなっているの?

原発事故の処理はいつまでかかる見通しなの?

すべての廃炉作業を終えるまでには30年から40年かかり、国と東京電力がまとめた工程表には2050年ごろまで

続けられるとされています。

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いちばん難しい作業は?

最大の難関は溶けた核燃料、いわゆる「デブリ」の取り出しです。

デブリは核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」が起きた1号機から3号機にあり、内部調査の結果をもとに、2019年度

に最初に取り出す号機や方法を決め、3年後の2021年に取り出しを始める計画です。

事故処理はうまく進んでいるの?

安倍総理大臣は事故の2年半後、IOC=国際オリンピック委員会の総会で「状況はコントロールされている」と述べました。

当時、原子炉建屋の地下などには高濃度の汚染水がたまり、地下水と混ざって増え続けていました。

さらに、ここからくみ上げられた汚染水がタンクから漏れ出すといったトラブルも相次ぎ、東京電力の幹部も「今の状態はコ

ントロールできていない」と述べました。こうしたことから、汚染水を巡る状況が大きな問題となりました。

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今は順調なの?

現在は多くのタンクが水が漏れにくい構造のものに切り替えられているほか、地下水をくみ上げて汚染水の増加を抑えるなどの

対策も進み、トラブルは減っています。

また、多くのエリアで放射線量が下がるなど、廃炉の作業環境も徐々に改善しています。

一方で、メルトダウンが起きた1号機から3号機の建屋内は今も高い放射線量となっているほか、解体したがれきをどう処分する

かも決まっておらず、廃炉に向けた作業には多くの課題があります。

メルトダウンした核燃料はどうなったの?

今も各号機の原子炉や、その外側の格納容器の中にあります。

福島第一原発では、1号機から3号機で核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」が起きて、

溶けた核燃料は、構造物などと混じり合って「デブリ」となりました。

これまでデブリの正確な位置は分かっていませんでしたが、格納容器内部の調査で、2号機と3号機でデブリとみられる

堆積物が見つかりました

原発事故で避難した人達は?

福島県や復興庁のまとめによりますと、震災や原発事故の影響で避難生活を送っている福島県の住民は、2月末時点で

5万人を下回り、最も多かった2012年5月の16万4000人余りに比べて3分の1以下になりましたが、今も多くの人た

ちが避難生活を続けています。

県や復興庁のまとめには、原発事故にともなう避難指示が出た地域の住民で、東京電力から家賃の賠償を受けながら民

間の賃貸住宅で避難生活を送る人たちは含まれていません。

このため実際に避難している人の数は多くなりますが、今のところ正確な人数は把握されていません。


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by toyonokuni | 2018-03-14 06:30 | その他 | Comments(0)

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